匿名さん 2022-07-06 21:24:24 |
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( 昨日は遅くまで仕事をしていたのだったろうか。会社から出た後の一切が思い出せなかった。起きたてのぼんやりした頭は考えることを拒否して、暫くただ天井を眺めていたが、なんとなく自分の部屋ではないように感じられた。起きようとするも、なぜだか上手く起きられない。チャリ、と近くから聞こえた音にちらりと視線を向けて見れば、四肢を固定する枷がそこにはあり。ドラマなどでしか見たことのない光景に頭が真っ白になる。これが現実なのかどうかすらよくわからなかったが、動かそうとしてもびくともしないことから悲しくも現実であることを思い知らされた。シーツや枕の色からして、自分の部屋でないことは確実。反社の人間に捕まったのか、実験台にでもされるのか。明らかにあり得ない妄想ばかりが浮かんでは消え、助けを呼ぼうと声を出す。大きな声を出そうとしたが、実際に出た声はか細く頼りないもので )
これ、誰か外してくれ……っ。
( / 此方20代前半で考えておりましたので、24歳にさせて頂きますね。初回出させて頂きました。央雅さん宅のベッドで拘束された状態で、朝目覚めて困惑している、という感じで回しましたが、わかりづらければ書き直しますので気軽にお申し付けください。 )
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