向坂くんも…また話せる機会があったら教えてね。…そうだった、私は美術だよ。向坂くんは?( 自分の話が出来るのはいつか分からないのに、また聞いてくれる彼の優しさに微笑みその日が近くなるように参考にしようと。相手の言葉に次の授業を思い出し、お弁当とデザートケースを鞄に入れながら顔を上げ訊ねて )