幼なじみから先へ〆

別に駄目なんて一言も言ってないよ。
ただ、ほら…元って勉強苦手でしょ?1人でコツコツやるのも大切だし、その気持ちは凄いと思うよ。
(どこか拗ねたように唇を尖らせる相手にそんなつもりは無かったと苦笑し、確かに驚きはしたが、皆は大して面白くもない勉強に打ち込む人間や勉強をしようと意識する人なんて少数の為、その気持ちは凄いと思うとここは何故か素直に褒め言葉が出てくれば、何故いつもこんな風に素直じゃないのかと思いはするが、せっかく相手がやる気になっているのだから一肌脱ごうと参考書選びは任せてと胸を張って柔らかな笑みを浮かべ、授業後の寄り道について約束をし)

そ、そう?
じゃあ、家で勉強しようか。
(まさかの自分が良いならの答えに、こちらが提案した以上やっぱり無しなんてなんか癪に障るし、相手との時間が伸びるのだから我慢と謎のプライドが出てくれば、そうと決まればと言いたげな顔をするも、相手と2人きり、しかも片想い絶賛中の相手と言うラッキーと言っていいのかある意味運が悪いとも言えるような状況を作り出してしまったと思うも、異性として意識している相手と2人きりと言う部分に引っ張られて少し声が裏返ったがすぐに咳払いをして平静を装うと上記を言って)