──あ、あのさウィンリィ。話があんだけど……。 (ドアを開け自室に入ると、毎回綺麗に掃除してくれている事に有り難さを覚える。部屋の端にトランクケースを置き、半袖にスウェットと比較的ラフな服装に着替えて。思い出した様にケースを開けると端の方にある小さな箱を手に取りズボンのポケットへ入れ、1階へ降りてくるとはっきりしない態度で遠慮がちに話し掛けて)