( 新郎用の指輪をそっと手に取ると、左手で相手の手をとり、相手の薬指へと指輪をはめ。上手くいったことから、此方も僅かにほっとした表情を見せる。相手と自分の薬指に光る指輪を見て、夫婦になったんだと言う実感が湧いてきて何だか少し感動してしまうが、泣くのは我慢しようと堪えて。 )