女神の導き〆

【アビゲイル=レーン=シャーロット】

…へぇ？それは、見てみたいかも。貴方みたいなイケメンが、平手打ちかぁ…。ふふっ…想像するだけでも面白い
（まぁ、女性も理解している部分があるのかも知れない。だが、己が知っているのは権力を目の前にしたら人は変わるということ。末恐ろしいと何度震えたことか。にしても、平手打ちか。流石に刃物で傷付ける勇気はないのだろうか。まぁ、騎士団とかに捕まりそうだからなと目を細め。イケメンの顔に平手打ちの跡があるのを、見てみたい。ラフな座り方をし、ジェスチャーをする彼の顔を見る。彼の顔に平手打ちの跡か。想像するだけでも、面白いものだ。その姿を見て、彼の幼馴染達は呆れるのだろうな。幼馴染と言える存在が居ると言うのは、軟禁状態にあり人との関わりを避けてきた己には紋章に次いで羨ましいもの。クスクスと笑みを浮かべては上記を。腐らない、か。そう見えるだけだろう。己と違い紋章を持って生まれた弟妹が憎いほどに羨ましく、彼やその幼馴染、殿下、新しく教師として入ってきた傭兵が憎い。特に元傭兵の教師。流石に言えないが。少々遠くを見ては、そう見えるだけだろうと。気不味い雰囲気になるのは目に見えている為か、間を開け立ち上がり下記を）
…そう見えるだけ。…英雄の遺産を盗んで壊してやりたいし、殿下達だって少し憎いもの。……そろそろ、寮に戻るわ。…お喋り、楽しかったわ。ありがと




【フェルディナント=フォン=エーギル】

…君のお父様に失礼だが、貴族とは言えない振る舞いだな。…媚びへつらって、成り上がるようなものではないのに
（ぐっ、と拳を握る。己の父も、全てが正しいと言える行動ではない。誰にだって間違いはある。己だって道に迷い、間違った行動だってするだろう。だが、権力に目が眩み、縋るように媚びへつらうなど、貴族の風上にも置けぬ男だ。友の、彼女の父親だから、口にするのはどうかと思ったが、口に出さなければ収まらなかった。己の父に媚びを売り、気に入って貰えれば何かしら貰えると思っているのだろう。だが、媚びへつらって貰うものなぞ、自慢出来るものではあるまいに。ふぅ、と自身を落ち着かせるために息を吐いては上記を。己の父に媚び諂うのだ。ならば、その息子である己にも媚びらないといけないのだろう。だが、彼女は父の言いなりにならずに己と接してくれている。彼女自身の意思で。それが、何だかとても嬉しく思える。あまり人様の過程に首を突っ込むのは褒められたことではないが、学級の友であり、変わらない態度で己と接してくれる彼女の力になりたい。彼女の言葉に頷き理解を示しつつ、彼女をしっかりと見据え下記を述べ）
…嗚呼、もちろん。だが、私は君とは、心から良き友人になりたい。私が許可した、と言っても許されるものではないかもしれないが…君の父親関連で、困ったときは言ってくれ。力になる






（／すみません…遅れました！アビゲイルとシルヴァンなのですが、場面変換をお願いしてもよろしいでしょうか…？もう、それらしいレスをして申し訳無いのですが…）