( 手を引いて自分のペースに合わせてくれる相手の背中を見て、本当に王国から逃げ出したときも、こうやって自分のことを気にかけてくれたことを思い出す。本当優しく便りになるな、なんて思っていると、相手に制止され、その視線の先にいる魔物を見て息を飲む。動きをとめたままこそっと相手に話しかければこの後どうするのか尋ね。) …かなり、大きいね。どうするの?