うん?あはッ、勝手に入ってきちゃった悪い子にはそれなりの「カクゴ」してもらわなきゃってオハナシ。 (笑顔は相変わらず柔らかいが瞳の奥は冷えている。そうこうしているうちに電話の相手らしい部下が駆け付け、「ボス…用事とは?」と彼に問う。彼は軽い調子で「勝手に入ってきちゃったこの子のお世話頼みたくってサ。ホラ、俺って忙しいじゃナイ?」と口にした。部下の表情にピシリとヒビが入ったのが素人目にも見て取れた。)