「…いや…大したことじゃない、気にしないでくれ。下に降りるついでだったしな。お疲れ様。」 (形式通り軽くお辞儀はするものの、何故か困ったように眉を下げて首を横に振る。そして穏やかに言葉を返すと鞄を持ち直し、携帯電話で誰かと通話しつつエレベーターに乗り込んでその場を後にした。)