さすらいの旅人さん 2022-06-10 11:31:43 |
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「…なんだ、その件か。それくらいなら俺が後でやっておく。…ふ、また休憩を挟まないとやってられないな。」
(自分の仕事を淡々とこなしつつも困っている部下や手の止まっている部下のフォローを手早くこなしていく。部下たちは恐る恐るではあったが礼を述べて仕事に戻り、次々に部下の仕事を引き受けていくものだから彼はまた山積みの仕事と時計を見比べ、思わず苦笑しつつ煙草の箱を持って喫煙所に入ると先客たちにも構わずいつもの壁際を陣取り、箱から煙草を抜き出して次々に吸っていく。疲れているのか、いつもより早くに彼の周りにはいつもの白煙の幕が浮かんだ。)
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