審神者♀ 2022-06-06 12:42:12 |
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( 廊下はどんなに音を消そうとしても軋んだ嫌な音を立て早く建て直せと急かす様、はぁいはい分かっていますよ、頑張りますよと心中で言えどもまずは仲間を増やすことから──それを此処に居る彼が望むのであればの話。眠たい目を擦り、最初に顔を洗いに行くべきだったかと思いながら顔を上げたその時、深い夜の様な髪が揺れて見えた。 )
──おはようございます。朝ごはんを食べようかと
( 思って、と告げるより先に青年の行先も同じ場所だったのではないかとはたと気付く。刀剣男士様に食べさせられるような腕は生憎持ち合わせていないけれど、彼は食べるかしら?朝の冷たい空気に髪を攫われながら、ついっとあと数m先の厨の入口を指し )
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