黄昏の声　　(〆)　

●終末世界の背景について
背後様ご提案の内容がどれも素晴らしすぎて！　欲張りなので全部取り入れさせていただいても宜しいでしょうか……！？
そのうちのひとつ、「地上の楽園はあと少しの人間しか受け入れてくれないらしい」についてなのですが、「楽園」とはどこかに実在する島であり、そこへの唯一の到達手段である船がまもなく出航しなくなってしまうという情報を掴んだ……というのは如何でしょう。他の内容も●キャラクターの項にて試しに流用させていただいたので、そちらをご覧くださいませ。
荒廃度についても賛成です、イメージ共有ありがとうございます！

●キャラクターについて
贅沢な二択……！　どちらも魅力的で悩みに悩んだのですが、当方概念的宗教要素がとても好きで好きでたまらないので、①の少女にお相手をお願いしたいと思います……！　ストーリーの世界観と神様関係は大変相性が良いですし、何なら裏テーマとしてふさわしいのではないだろうかと興奮しているほどです。ご提案ほんとうにありがとうございます！
容姿は背中まである薄い金髪、口調でいうと①「無理に動かないでください」「人の気配がします」というような敬語調②「おなか痛い」「水、あったよ」というような淡々と素朴なもの③「神様はいらっしゃるはずだわ」「追手はあそこに隠れてるみたいね」というようなしっとりした女性らしさ、の３種類が好みでしょうか。このなかでしっくりくるものをお選びいただければと思います。


28歳／黒檀色のショートヘア／鼻筋が通った顔立ちの男／178cm67kg、やや筋肉質／左ほおから左耳にかけて古傷、その他胸元や背中に古い銃創や切創あり／黒のタンクトップ、汚れのついたカーキ色のシャツ、擦り切れたジーンズ、もとは白かったのが灰色に薄汚れたスニーカー、いずれも盗品／腰には銃を提げるためのホルスター／黒いバックパックに必需品を詰め込んでいる

荒廃した世のどこにでもある自警団に端を発する過激派新興勢力の元一員／暴走した一味の働く凄惨極まりない“徴収”行為を受け入れられなくなり、一緒にいた仲間を殺害して離脱／なおやまぬ戦火から隠れ潜む人々が暮らす「楽園」を目指そうとしている／※10年前、暴漢に妹を殺された時から神を絶対に信じていない。自警団に入ったのも元はこのような人種に復讐するためだった

荒んだ世に生まれ落ち、相応に人を殺してきた経験も持つが、本来はまともな倫理観の持ち主であるため、一時期は自殺が頭をよぎるほど心が耐えられなくなってきていた／どこかで人の温もりに飢えている節があり、相手にそれを求めるように／もとは一匹狼で、自分の生存もしくは破滅のみ考えて生きていた／少女に出会ってからは、彼女を守り、安全な地に連れていくことが自分の使命のように感じ、そのためならあらゆる苦痛を厭わない


以上が当方提供キャラクターの概要です。
大事なことを決めていませんでしたが、少なくとも初期時点の舞台となる国、それぞれの（だいたいの）国籍は如何いたしましょう……！実在するものであれば日本、アメリカ、ふんわりヨーロッパのどこか、スラヴ系、または現実に存在しない完全創作の国など、何かお好みがあればご指定ください。世界が動乱している以上民族移動もあると思うので、別々の血筋というのも大歓迎です。特になければ此方でお決めいたします！　このあたりをお聞きした上で名前や目の色を決めますね。
また※について、「昔は信仰していたが事件をきっかけに信仰心を捨てた」のと、「荒んだ世界を生き延びるうちに独自の哲学として神の存在を否定する考えに至った」のと、どちらがより好みでしょうか？


●ストーリーについて

美味しいところ盛り合わせ作戦大賛成です、それでいきましょう！
詳細について提案です。少女は病気の幼い子供を看病するため孤児院でひとりで留守番中。一方、危険を冒し買い出しに出ていた孤児院の年長者とほかの子どもたちを、「過激派新興勢力」の一部若者たちが虐殺、その光景で脱退を決意した男が彼らを皆殺しにしたうえで、いずれ「関係者による復讐では」と派手に捜索されるであろう孤児院に赴き、そこにいた少女を「ここにいては殺されるから」と連れ出すことに。子供を置いていけないと言おうとした少女だが、元々弱っていた子どもが息を引き取ってしまい、せめてもの想いで埋葬。そこでお互いの「神」に関する価値観を少し小出しにしたうえで、追手から逃げる形でふたりのサバイバルが始まる……というのは如何でしょうか。だいぶ複雑になってしまいましたが……！
背後様の性癖の提示もありがとうございます、それこちらにとっても大好物の展開です……！　立場の逆転をしっかり描き出せるよう、序盤の時点では少女をたくさん助けさせていただきますね。その際提供側では、当初は今は亡き妹を勝手に重ね合わせ、過去の彼女を何度も助け直すつもりで動いていたのが、次第に少女本人を大切に思うようになる……という萌え要素を組み込ませていただければと思います。