愛の歌を君に捧ぐ　【　相互式NGL　】　

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>藤澤先輩

( 待ちに待った仮入部。一目惚れした相手は先輩ということもあって、入学式の日以降会うことはなかった。また会いたいという不純な動機とサッカーが好きだという理由を抱えながら、部活動場所へと向かって。さすがサッカー部ともいうべきか、初日からたくさんの人が集まってきていた。皆がしっかりと受付に並んでいる。どうやら部長らしき人物とチラシをくれた相手が受付担当らしい。少しの緊張を抱えたまま、目の前まで進んで名乗り )
牧瀬 航雅です。


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>宵くん

( 相手の残念そうな反応に気付くことはなく、意識はすっかり好物であるハンバーグへと向いており。早速一口食べるとたまらず表情は緩みっぱなしで。感想を話しながらふと相手の方を見ると、相手は食べずに此方を見ていた。ようやくそれに気付くと、気恥ずかしさが沸き上がってきて誤魔化すように促し。少し子どもっぽかっただろうかと思いつつ、お茶を飲んで落ち着きを取り戻して )
ん、美味しい！相変わらず宵くんの料理は最高──ってあれ、食べないの？冷めちゃうよ。


( / 場面転換ありがとうございます！引き続き宜しくお願いします。)