……起きたか、 ( 壁全体が黒く殺風景な部屋の中心に、ぽつりと木の椅子が一脚。百均で買ったであろう玩具の手錠で両手足を拘束される男の姿。彼が目を覚ます数時間前から静かに観察しているものの、幾ら見ても飽きないなと内心不思議に思いつつ。ふと其の瞳に自身の姿が映った事を確認すれば、上記呟いてじーっと凝視 )