匿名さん 2022-05-22 01:20:09 |
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…へぇー、疲労回復…!
(調べてみると、野菜をたっぷりと入れて煮込んだスープカレーがさらりとしていて比較的食べやすい上に、バランスよく栄養が取れて疲労回復効果もあるという情報を発見。病人にカレーを差し入れするのは胃もたれしないかと心配になってくるが、どうやらそもそもカレーに含まれるスパイスは薬として用いられる事もあり、カレーは工夫次第で究極の健康食になるとの事。“これだ…!”思い立ったらすぐ行動。急いでベッドから起き上がり、必要な材料を買い足しに近所のスーパーへ直行する。丁度昨晩カレーを作りかけていたから、それをうまくアレンジ出来そうだ。携帯でレシピを確認しながら、材料を買い物カゴへ入れていく。隠し味に味噌を入れるのがポイントらしい。無事に買い物を済ませて自宅に戻ると、早速作りかけのカレーに手を加え始める。今の自身にも出来る事──昨日この家でコナン君と交わした会話を…新一が自身のカレーを大好きだと言ってくれた事を思い出す。スープカレーなら怪我をしていてもスプーンで食べられるし、食欲がなければ少し飲むだけでも、お腹が空いてきたら白米と合わせて食べてもらえるのではないかとあれこれ考えながら手を動かし、初めて挑戦するレシピではあるが様々なサイトを閲覧しながら何とか完成までこぎつける。冷凍しておけば日持ちするだろうから、自身と父親の分を確保して残りは鍋ごと持って行こう。ただただ心配で様子を見に来てしまったと正直に告げるより、差し入れという口実があった方が幼馴染みにも受け入れてもらいやすいだろう。自身にはこんな些細な事しか出来ないしありがた迷惑かも知れないが、居ても立ってもいられなかった。既に目を覚ましていた父親に今度はきちんと出掛ける旨を伝えてから、蓋付きの鍋を手に阿笠邸へと向かい、到着すれば呼び鈴を鳴らして)
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