匿名さん 2022-05-22 01:20:09 |
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──はははっ… ありがとう、新出先生。
(医師が来る前に新一の服からコナンの服へと、博士に手伝って貰いながら着替える。
暫くして早い時間帯にも関わらず駆け付けてくれた医師により、傷口の診断を受ける。本来なら病院へ行き、きちんと検査を受け手術して縫合すべきだと半ば怒られながら指摘を受け思わず苦笑いを溢して。医師の判断はご尤もだが、状況が状況なだけに行く事は出来ない。組織から守るべく彼自身もFBIにより一時的に身柄を保護されていたが、まさかその組織に属する一人に撃たれたなんて口が裂けても言えず。況して子供の自分が関わっているなんて知られたら、彼の性格上黙って見過ごしてはくれないだろう。
博士の協力もあり、どうにか納得してくれた様で治療を受ける事に。本来なら全身麻酔が好ましいが、場所が治療室では無い事もあって部分麻酔を打たれ治療がスタート。彼曰くどうやら神経を傷つけてはいない様で、回復後の腕の動きにも影響は無いらしい。それだけでもホッと一安心だ。
──それから傷口の縫合から包帯を巻き終えるまでの全ての治療が終わり、傷口が開かない様にする為に首から右腕を吊る形になる。最後に新出医師から"全治2ヶ月"とはっきり診断され、いくら何でも長過ぎやしないかと抗議の声を挙げれば"君は怪我が多いし、無茶ばかりするだろう?医師の忠告を無視して病院へ行かない罰だよ"とお叱りを受ける。更に続けて"完治するまでは絶対安静に無理も禁物、無理をすれば一目で分かる"などと言われ仕方なく応じる事に。帰宅する医師に再度お礼を述べ見送ると、何とかひと段落と安堵の溜息を一つ吐いて)
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