匿名さん 2022-05-22 01:20:09 |
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だ、だから~!コナン君の時に、その──
…わ、分かんないなら、もういいよ…
(全く心当たりが無さそうな彼の様子に、拍子抜けしてしまう。安心したような少し残念なような、何とも言えない複雑な心境。あんな事やそんな事も何もかも全部、コナン君として過ごしていた間の自身とのやりとりは彼にとって完全にノーカウントで、何とも思っていないという事なのだろうか。大して気にしていないからこそ、綺麗さっぱり忘れてしまえるのだろう。いや、はっきり覚えられていたとしてもそれはそれで恥ずかしいから、これでいいのだろうけど…やっぱりずるい。彼にとっては平気でも、自身にとっては知らない間にあれこれやらかしてしまっているのだから。此方だけが勝手にこんな恥ずかしい思いをしなければならないのは、どうも納得いかない。抗議しようと仏頂面で口を開くが、それを言葉にして説明すること自体恥ずかしくなってくる。そもそも、せっかく彼が忘れているものを思い出させるなんて、それこそ墓穴を掘るようなものだ。すぐさま撤回したその語尾はもごもごと弱々しくなっていき、頬を染めたまま視線を逸らして)
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