匿名さん 2022-05-22 01:20:09 |
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哀ちゃん!?──どうしよ。わたし、また嫌われちゃったかな…
(少女の事情など何も知らない自身が、余計な事を言い過ぎてしまっただろうか。逃げるように地下室へ駆けていく少女を呆然と見つめ、彼女がいなくなってしまった静かな部屋で後悔の色を滲ませ悲しげに苦笑し呟いて。少女と出会ったばかりの頃、あからさまに避けられていた時の事を思い出してしまう。少女を傷付けてしまった責任からすぐにでも追いかけて謝りたい気持ちはあるが、博士の言葉もごもっともだし、彼女に快く思われていないのなら自身が行っても逆効果だろう。思えば新一が打ち明けてくれた秘密だって彼なりの事情があって隠していただろうに、いくら自身に嘘をつかれていたとはいえズケズケと追及しすぎてしまっただろうかと、何も知らずに疑いの目を向けてしまった過去の事が今更ながらに悔やまれる。先程は新一にもあんなに拒絶されてしまったし、元々自身はお節介で他人に干渉しすぎてしまう所があるのかもしれない。彼がここまで話してくれたのだから、これ以上自身が踏み込むのはお門違いなのではないかと考えを改めれば、彼の方に向き直り後ろめたそうに謝罪を述べ、話題を変えようとして)
新一も、ごめん……とりあえずここまでにしよっか。
何か食べられそう?昨日から何も食べてないでしょ?
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