匿名さん 2022-05-22 01:20:09 |
通報 |
ー灰原ー
…蘭さん…どうして?どうしてっ…許せるのよっ!私が元凶なのよ!?許される資格なんてっ……っ!
(責められる事を覚悟していたのに、返ってきたのは謝罪と感謝の言葉。目線を合わせてきた彼女が姉の姿と重なる。まさかの事態に驚きを隠せない。いや聞くまでも無く、目の前の彼女は出会った頃からこういう人だと分かっていた筈なのに。だからこそ事実を話した今、許される資格も優しくされる資格もなくその優しさが心苦しい。何とも言えない葛藤から自然と語尾が強くなり、どうしたら良いか分からず体が僅かに震えて言い放つと尽かさず博士の制止する名を呼ぶ声で我に返る。
堪らずこの場に居られなくなり、振り切る様に背を向ければ地下の自室へと駆け込んでいき)
ーコナンー
おい、灰原!ッ……
(感情的になった少女を呼び止めようと声を掛けるも、どうやら声は届いていない様で。間に博士が入り、今はそっとしておいてやろうという言葉に諭され黙り込む。此方が幾ら否定をした所で少女の中では責任と葛藤を今でも感じているのだろうと理解を示すと共に、少女の消えてしまった方向一点を心配そうに見つめて)
トピック検索 |