愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>66　風鈴ちゃん


＿＿＿其の世界更新記録､俺はとても哀しいな｡三回も､三回だけじゃない､ずっと傷付いてる風鈴ちゃん見るの俺はとても哀しい｡
（　　指名される期間が空き､其の間に何度も浮気され傷付いている彼の様子に何時もの笑みを少し浮かべつつも哀しそうな表情を浮かべて｡彼の顔を見れば傷付いている､と解る表情で少し思わず考え込めば軽く両手を広げて何時もの様に笑顔を浮かべ「風鈴ちゃん､おいで｡抱き締めて治る傷じゃないのは分かってるんだけどね､少しは安心するでしょ？一人じゃないんだって｡俺が居るから大丈夫だよ風鈴ちゃん｡」と伝えて｡メニュー表を見て唸る彼を見詰めてウン十万円するシャンパンを指差すのを見れば思わずくすくすと笑って「ふふ､畏まりました｡此のシャンパンと唐揚げとフライドポテトね｡」と近くを通ったボーイを呼び止め彼が先程言った物をボーイの耳元で頼みスッとボーイから離れて｡　　）



>68　隼ちゃん


＿＿＿ふふ､優しいね｡俺より隼ちゃんとかボーイさん達の方が忙しい時とか凄く大変でしょ？俺達ホストは君達に甘えて頼ってるからね｡
（　　身体を心配してくれている彼の気遣いに嬉しいのか更に口元に笑みを｡肩に置いた手を彼の頭へと伸ばし優しい手付きでふんわり撫でて思っている事を伝えて｡彼等ボーイが居なければ俺達ホストは自分達で飲み物を用意し提供したりと更に忙しない状況になり今より大変な事は目に見えており｡「ふふ､Ｎｏ.1は関係無いよ｡Ｎｏ.1じゃなくても俺は手伝いに来てたからね｡」と喩えＮｏ.1じゃなくともこうして彼の手伝いをしたい､と言いに来ていたと笑いながら告げて｡「でも色んな人に出逢えるから嬉しいよね､こうして隼ちゃんとも出逢えたし､ね｡俺は何時でも言いたい言葉を言ってるだけだよ？」と掃いている手を少し止めて彼の方へ目を向ければにこり､と笑顔を見せ｡　　）



>70　凪仁ちゃん


＿＿＿ふふ､本当？怖くないなら俺安心した｡
（　　全力で首を横に振る彼を面白そうに見詰めながら安心したと伝えて｡もし怖がられてたらどうしようかなと思っていて｡「そう､23歳だからもっと気軽に俺に接してね｡Ｎｏ.1だからって余所余所しくされたら俺､凪仁ちゃんに意地悪しちゃうよ｡」くすりと意地悪く笑いながら彼の無防備な手に触れてみて｡素直にオレンジジュースを呑んでくれた彼に笑顔を浮かべ「美味しいでしょ｡俺此のオレンジジュース好きなんだよね｡」と彼が呑んだ後間接キスだな､と思いながら1口呑み｡　　）



>72　総司さん


＿＿＿まだまだ誰が見ても若いじゃないですか､ツカサさん｡とても嬉しいです､ツカサさんから俺へのプレゼントでしょ？喜ばない訳ないでしょ｡
（　　冗談だと言う彼の言葉にくすりと笑ってオジサンからはまだ程遠いと伝えて｡見た目からしてもまだ若く見られるだろう彼を見詰めて｡幾らでもやる､なんて言葉に嬉しそうに口元には笑みを絶やさず”プレゼント”と言い｡実際チョコレートは好きで普段あまり食べる事が無い為､こうして休憩の時間に貰えたのが嬉しく本心で｡吹き出した彼に一瞬きょとんとして｡1歩近寄って言われた言葉に直ぐに蕩ける様な笑みを見せて「ツカサさんから貰ったんで大事にしたいじゃないですか｡ふふ､じゃあツカサさん､此のチョコレート俺に食べさせてくれます？」と先程口付けたチョコレートの袋を見せて見詰め返し｡流石彼もホストなだけ有り､自身の言動に照れた様子が無く思わず其の挑発的な言葉に乗る様に見せて｡　　）