名無しさん 2022-05-05 16:24:15 |
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…なっ……!
(また机に突っ伏したところ、ふっとした笑い声が聞こえてくると今の漏らした言葉が聞かれてしまったのだと気がついて更に急激に顔を赤くしてしまう。
不意に口をついて出てしまった言葉。決して聞かれたくなかったのに不覚にも聞かれてしまっていたらしい。
また変な人に思われる……そんなことを考えながら頭を抱えて恥ずかしさのあまり結局顔を机に伏せてしまうが、隣に人が座った気配を感じれば、そこには先程の少女。
今のを見てなんで隣になんか座ろうと思えるんだ…?と驚くような表情をして)
…ぁ…え、えと…おr…じゃなくて……自分は神谷…し…ほ…だけど……。
(ただ自分の名前を名乗るだけなのに、ところどころ言葉を詰まらせながら。特に自分の名前を言うところなんて何か言いにくそうにしながらか弱く小さな声で口にする。
それは当然女の名前、一人称なんて全く慣れてないからだ。特に自分の名前を志穂と名乗るなんて恥ずかしくてたまらなく、消え入るような声で名前を口にした後はまた頬を真っ赤に染めていく。
しかし……よく考えてみればこれは友達ができるチャンスなのではないか?
一度は諦めたはずだった。しかしさっきの変な会話でも引かずに隣に座ってきた彼女を前にまた友達の欲しい気持ちが、押し潜めたかった寂しい気持ちが蘇ってきてしまう。
この子ならもしかして……そんなことを思いながら)
なぁ……。なんでおr…じゃなくて、自分なんかに…?
みんな気持ち悪そうに引いていくのに……。
(そんな、この十数分で起きたことを思い起こしながら、それでもほかの人とは違う反応を見せた少女に救いを求めるかのように。
そんな羨望と言うべきか、神様を見るようなと言うべきか、そんな光るような目線を隣の少女へと向ける)
(/ 本当に安田さんがお相手でよかったです。それくらいドンピシャで好きなロルですね)
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