匿名さん 2022-05-01 19:38:12 |
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〈真宮 一樹〉
…!
おっと。動くな。頭撃ち抜かれたくなかったら、手挙げろ。
( 展示会場周辺から僅かに聞こえてくる警官たちの声。次の瞬間、あれだけの警備をすり抜けて奴が姿を現す。周囲の警官がまったく使い物にならないことに舌打ちをすれば、ジャケット裏に携帯している拳銃を取り出し、相手へ向ける。これが初めての対峙というやつだが、なんだ、自分より細そうな優男ではないかとじっと相手を見る。)
〈七海 響介〉
ふっ、運命ねぇ。
ずっと一緒だったら、彼女もできないな?岬。
( 座席につくと、すぐ後ろに座る相手の方へ体を向けにやっと笑い。以前から彼女ができないとボヤいていた相手へのからかいのつもりだったが、正直、相手に彼女ができてしまってはこうやって付き合う相手がいなくなって困るのは自分なのだが。)
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