スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【遊園地/きたかぜゾンビ×1、雛沢加奈江(死徒化)】
>逆崎大河、アリス・バイルシュミット、コバルト、(遊園地ALL)
器用に鉈を振るい群がる蚤めいた弾薬に寄生した極小の(幻獣)を叩き落とし削ぎ落とす男(アリス)
しかしこれらは色々と常識外れながらも元は弾薬、それも兵器に搭載するサイズの機銃用の大型の代物。
PAPAPAPAPAN!(炸裂音)
群がる弾薬寄生型の(幻獣)は装薬の部分を次々と自爆する形で炸裂させて男の周囲に鋭利な破片を飛び散らす。
爆発の勢いは爆竹程度に見えるがその殺傷力は到底爆竹の比では無い。
同時期に遠距離攻撃に切り替えた異形の攻撃ヘリ――既に先程鉈で寸断されて破壊された機関砲の給弾ベルトリンク部分を突き抜けて咲き乱れる彼岸花、これにより降り注いでいた弾薬寄生型(幻獣)は打ち止めになり詰まる形で機関部で炸裂し、異形のヘリに少なからぬダメージを与える。
しかしこの時術者の彼女(逆崎)は違和感を感じるかも知れない、生き物とは言え得体の知れない存在(幻獣)に対していやにあっさりと術式が――効き過ぎている程に抵抗無く通じた事を…まるで人に対して呪詛の類が容易に通じるのに似た感覚…
一方
加奈江「――ねぇ」
胡乱でふらついた足取りで、背後と己が周囲に水銀の様に鈍い光を放つ鮮血の波を渦巻かせながら――血濡れの少女は相変わらずおどけたペースを貫きながらも得物を引き抜いて構える派手な彼(コバルト)――と残りの二人に対して歩み寄りながらこう訊ねる。
加奈江「喉が乾いて仕方がないの…貴方達の血――飲ませてくれる?」
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