匿名さん 2022-04-24 11:11:17 |
通報 |
こんな風に雁字搦めにされて、思うように調べられると思うか?
(酔っ払いの下卑た笑い声、客引きのしつこい勧誘、成金連中の顕示的な大名行列、そんな奴らで溢れかえった汚い街を否応なしに朝まで歩かされること。何もかもが不愉快で、静かな裏路地に引っ込みサボりを決め込もうとした、だがその瞬間腕に走る小さな違和感。ため息をつき、開き直って壁に背を預けていると、案の定すぐに相手が現れた──黒髪のうら若い女性、自分が逃亡しないよう監視する大層なお目付け役が。礼儀正しくも此方を窺がうような問いかけには、銀糸に繋がれた手首を嫌味たらしく掲げて返答。とはいえ、なにも身動きが取れないほど堅く縛られているわけではなく、相手のそばを離れすぎなければ余裕で歩き回れるという説明はちゃんと受けている。にもかかわらずこの言い草、そして職務放棄した態度を全く隠しもしないのは、偏に彼女への八つ当たり。対魔特異課に強制就労させられたことには未だに納得していないのだ。〝あの女〟の脅迫さえなければ、目の前の監視をどうにか撒いて宵闇に紛れることにもきっと何ら躊躇いはなかった。その相手の視線にも動じることなく不動の抵抗を貫こうとしたが、やがて耳に飛び込んできたのはひときわ煩い喧騒の音。どうやら悪酔いした野郎連中が小競り合いを始めたらしい。何やらことが大きくなりそうだと見て取ると、元一般警官の性に結局抗えなかったのだろう、露骨に嫌そうな顔をしつつも壁から背を離し、「行くぞ」とぶっきらぼうに促して)
(/4:お気遣い感謝いたします……! デンジと違いマキマや対魔課への忠誠心ゼロなアルドには基本的に拘束が必要だと思っておりますので、寧ろ大歓迎の描写です。主様の仰るように物語上の必要に応じて解かせていただきますが、今回に限らず、気兼ねなく積極的にリードをつけてくださって大丈夫です。いずれ深まる関係へのギャップ付けとしての「監視役と監視対象」に萌えますし、その小道具として使われる銀の粒子の糸もまた、この先の展開次第で違った意味合いを持つようになるのではとわくわくしております……!
早速書き込んでくださった取り入れたい展開類も、わくわくしながら読み込ませていただきました! 最初の展開が終わった後にでも、それぞれの要望をどう取り入れていくかについて話せたらいいなと思っています。他に相談事項がなければ、この辺りで背後はいったん引っ込みますね。主様との話し合いはロルのやり取りと同じくらいの楽しみですので、いつでもお声がけください!)
トピック検索 |