匿名さん 2022-04-24 11:11:17 |
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(/お返事ありがとうございます! どうか謝らないででください、むしろこちらがいいつもああだこうだ好き放題言うのを快く聞き入れてくださることに深く感謝しているのです……! カサネの人物像の更新が主様にとって不快ではないようで安心いたしました。しかし主様の力量不足などではなく、主様にとっても背後にとってもより自然に感じられる本当のカサネ像が見えるようになってきた、と捉えています。なので、前回やそれ以前のロルはそのままで大丈夫です! 逆にアルド側についても、当初のイメージからかけ離れた人物像が自然に出てくるかと思いますので、そのあたりご容赦いただければ。今のところ、想定よりも兄属性・頼り甲斐属性が強くなりそうかな? と踏んでいますが、まだどう落ち着くかわからず……!
また、こうして相談の上方向転換できるのは主様とのやりとりの強みだと考えております。今回のことも、今後主様が同じような軌道変更を望んだとき、こちらに伝えるのを全く躊躇せずに済む前例になればいいなと! メモ上でのやりとりを一緒に楽しんでくださることにとても感謝していること、末長くお付き合いできたらと願っていることは、背後も全く同じです。ここで主様と戯れるのが日々の楽しみになっているので本当にありがとうございます、こちらこそ是非よろしくお願いいたします……!)
(相手から告げられた言葉に、思わずちらと横目をやる。〝監視不足〟とはまず間違いなく、自分についての話だろう。一回り以上歳下の女が自分の行動のせいで処分されるともなれば、流石に鈍感ではいられない。……だがそれと、そもそもの処分に納得できるかは全くの別問題。民間からの引き継ぎを悠長に待っていれば、あの被害者女性は全身の血を吸い尽くされて死んでいた筈。最前線に向かわせておきながら、ルールを遵守するために指を咥えて待機しろと言うほうがおかしいに決まっている。上が何と言おうが俺たちは間違っていない、そう言いかけて薄く開いた唇は、しかし彼女が落とした小さな一声で言葉を失した。……この場合は、沈黙を柔らかに破るために使われたそれだとすぐに気づいた。そこに本心がないわけではないにせよ、やはり再三膨れ上がる違和感が拭えない。何故かは自分でも不明だが、彼女の感謝や謝罪はいつも、純粋に本来通りの意味で紡がれるそれとはまた違うと感じられるのだ。それよりも、状況を解きほぐすための潤滑剤としてのような、あるいは柔らかな言葉によって彼女の何かを許されたがっているような。そんな意図のほうが強いように聞こえてしまい、それがなんだか気に入らない。そしてなぜ気に入らないのか、自分ですらわからない。窓の外を流れゆく夜景に目を戻してそんな思案に暮れていたため、彼女の言葉には顔を背ける以外で応じることもなく、社内にはしばらくの間沈黙が下りていた。その間、戦闘後で普段より回らなくなっている頭をそれでも動かすべく、ドアの内側の肘置きに肘をつき、こめかみに手を当てて思考回路を整理する。……相手の言動の気になる点は、今はまだ後回しでいい。とりあえずは、この先待ち受ける上官との対決に備えなければ。本部に近い環状線に車が差し掛かり始めたころ、再び、しかし今度はちゃんと相手の顔を見て、今夜初めて浮かべる落ち着いた表情で告げ。)
お前は制止命令を出していたし、俺はそれを聞かなかった、これがまず事実だ。それには俺なりの考えがあった。だからマキマには、俺の口からも説明させてくれ。……現場にいもしない人間に、命令外の行動の許可を〝怠慢〟扱いされるのは御免だ。
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