2022-04-22 17:57:05 |
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リリィ/18y
●容姿──細く柔い手足は子鹿のように伸びやか。下ろせば腰までの長さとなる亜麻色の長髪は過去のもの。空色の瞳も相俟って明るい雰囲気を感じさせる容姿を持っていたが、裏切りに遭った後、肩までバッサリと切ってしまった。それでも元来お洒落好きの性質ゆえか、今でも思い立ったように編み込み等のヘアアレンジを施している。大きすぎるわけではないが健康的に膨らんだ胸を魅せるような服を好み、積極的に身に纏うのはパステルカラー。ときには動きやすさよりもお洒落さを優先する。
●生い立ち──貴族というわけではないが、村の中では限りなくその階級に近い裕福な家に生まれた。幼い頃より蝶よ花よと育てられ、5歳の時に後の恋人エイベルと出逢う。エイベルは都会から休養に出向いた貴族の息子であり、一年ごとにこの地に訪れる彼からリリィは様々な話を聞く。エイベルの教養や穏やかな態度に惹かれ、彼に追いつきたいが為に勉学や社交に励むように。
十二の際に自分から告白して恋仲となり、正式に婚約をとりつけたが、その直後から孤立状態が加速していく。流布する嫌な噂話は自身だけでなく家族にも及び、この村の中でそこそこの権力を持っていたリリィの家の立場は少々怪しいものとなった。
●性格──単刀直入な言い回しと分かりやすい態度がお気に入り、娘らしい気まぐれさを備えているだが、気が強いというわけでもない。根は強かで商人気質が強く、飽き性の気がある裏で、一度のめり込んだら盲目になってしまう面がある。
社交性が高く話好き、お喋りが過ぎてしまうことも。人の懐に潜り込むのが上手いのは、疑心暗鬼に陥りやすい性質のせいかもしれない。最後まで信じきれないのは自身の容姿と後ろ盾を目当てに近寄ってくる人々を間近で見てきたため。「美しい」と言われる度に目が冷えていくことを言い当てた者は、エイベルしかいなかった。人好きのする笑みを浮かべて近付くのも処世術のひとつ、『魔女』についても利用すべき一人としかカウントされず、貼り付けた笑みが崩されることはなかなかないだろう。感情も武器の一つと考えているため、涙も怒りも躊躇いなく発露するけれど、ほぼすべてがパフォーマンス。自身のそのままの感情を爆発させることはめったにない。
●趣味──ダンスとお洒落、走ること。一番最後についてははしたないと咎められて以来、人目のつかないところでしか走らない。運動神経は良く器用だが持久力がない。お洒落に関してはあれもこれもと流行りに手を出すよりも、自分の持ち物であれこれ考えるのが好きな様子。
●夢──「エイベル達」への復讐を完遂すること。深層心理では「エイベル」に対してもう少し複雑な感情を抱いている。本来の夢はデザイナーとして都に出ることだった。
●現在──「エイベル」との婚約は実はまだ解消されていない。両親は健在だが、双方憔悴しており家業である土地貸しの交渉は上手く行っていない様子。そのため、彼らは街に出向いて日銭を稼ぐこととなった。両親からリリィに届く手紙には、リリィ自身にも街で働いてほしい旨が記されているが、とある理由からリリィはそれを拒んでいる。尚、自身の食い扶持は家庭菜園に近い小さな畑や村内の裁縫仕事の請負で賄っている模様。あるときから仕送りの金には手を付けていない。
リリィの家が傾いていることは「エイベル」の家に隠されている。なかなか帰ってこない両親の姿を、リリィはそろそろ忘れかけている。
まずは大変遅くなってしまい申し訳ございません…!取り急ぎプロフィールを提示させて頂きます。こちらイメージと違う等問題があれば変更いたしますので、遠慮なくご指摘ください。質問に対するご回答もありがとうございます、過去については間を取って『チラ見せ』という形式を取らせていただきました。交換小説形式は慣れてないのですが、それも楽しそうで憧れます…!こちらは「両親」「エイベル」等の視点人物を提供することができるかと。
または恥ずかしながら背後の中世における知識も心許ないものでしたので、そう言って頂けて助かります。
重ねて、素敵な魔女様をお待たせして申し訳ございません。抜け等がありましたら仰ってくださいませ。よろしくお願いします。
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