幽世の郷　（　ほのぼの　/　途中参加大歓迎　/　人数制限無　）

・楪（ゆずり）/ 20代後半～30代前半 / 天狗
・容姿　
背中の翼以外はごく一般的な男性とそう変わらない。その翼も普段は折り畳まれ、背筋と一体化させていることが多い。違和感を与えるとすれば自然界では有り得ない青の色素が入った黒髪だが、染髪と言ってしまえばそれまで。やや癖の強い髪質であり、雨下では暴れ回るそれを赤い紐で括りあげている。ぴょん、と飛び出た髪の毛の余りは馬の尻尾というより犬の尻尾のような短さと質を持つ。およそ180センチの長躯は、正装である下駄を履けば更に底上げされるため、人間がそのような髪の毛の質に気付くことは滅多にない。と言っても、本人は堅苦しい服装を好まずもっぱらパーカーやジーンズといった動きやすくカジュアルなものを着用しがち。眉は真っ直ぐに伸びやや太く、瞳は深い黒で、その丸さと大きさから人なつこさを滲ませている。それとは裏腹に鼻梁は冷たさを感じさせる直線的な筋を描き、自然と上がっているように見える口角とも相俟って優しいとも冷たいとも取れるとっ散らかった印象を与える。

・性格
一族の問題児。跡取りであるにも関わらず正装を脱ぎ捨て遊び回り、古今東西ありとあらゆる娯楽を舐め回すことを人生の目標としている。基本的に他人に甘く自分にはもっと甘い。興味のあることに関しては余念なく追求し、たまに怖がらせてしまうこともあるがすべて仕方ないで済ませてしまうスタンス。人間と関わることも同族と関わることも好きで、お喋りが過ぎるときがしばしば。

・備考
本来ユズリハと読む漢字だが、名前からハが除かれているのは破の文字を忌み嫌う祖父が名付けの際に音を奪っていったため。当の祖父には葉の漢字が当てられており、その由来についてはかたくなに話そうとしない。
また代々受け継いでいるヤツデは自分にだけ持たされておらず、仕方なく所有している山で適当な葉団扇を見繕って飛行する日々。飛行能力はかなり優れているらしく、日本の半分の距離を休憩なく飛び回ることができる。尚風起こしに関してはあまり大規模な風は巻き起こせない代わりに、繊細なコントロールを得意としている。
職業は配達人。本来家業としては占術師か教師かの二択だが、すべてを蹴って自由度の高い配達の業務に就いた。受けるかどうかは気分次第だが、どんな場所でもどんな依頼でも気分さえ乗れば受諾してもらえるということでそこそこチヤホヤされ稼げている模様。
両親は雲隠れしたと聞かされており、血の繋がりのない弟が二人居る。


（／素敵なトピックに惹かれ、是非とも参加したくプロフィールを作成させて頂きました。こちら不備や相性等もあると思いますので、その場合は遠慮なくご指摘いただければ幸いです…！）