トピ主 2022-04-11 09:45:38 ID:8879cfe67 |
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___出来て当たり前のあんたにはわからないわよ
「…チッ」
レストランの中へはいる途中、二乃に言われたあの言葉がひっかかり、思い返すと右手のひらで髪の毛を軽くわしゃわしゃとかいて不快感を顕にしている。店員にまず何名様と聞かれるなり、普通に答えたわけなのだが、眉間にシワがよってたことや目つきが悪いこともあってその威圧感は店員はもちろん、見ていた周りの客もびくつくほどである。レストランに一人席などある訳もなく、テーブルに囲まれたソファーに雑に座るなりメニューを瞬時に手に取る。
「おい、これを………は?アイツ…なんでいやがんだ…」
「おい!」と店員に呼びかける、やはりびくつく店員はオーダーを受けつければ適当にメニューのものに指を指す。
そんな中、なにやら入口方面に団体客が来たかと思えば、その中に二乃がいることを発見するなり少し目を大きく開け驚く。アイツ…なんでいやがんだ…!?と小さな声で呟く。店員はそのまま逃げるようにオーダーを受け取って持ち場へ戻った。
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