「…ん?」 しばらくバグスターの一件のことで考え事をしていたが、この病院に誰か入ってくる足跡が聞こえ、また気配も感じたのか。足跡の来る方向に視線を向ける。 「よお、さっきぶりじゃねえか。何かあったか?」 ゲーム病…という訳では無さそうだ。そのことに関しては内心安心しながらも要件を聞く。