虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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む?手紙か?・・・すまない、これは私も知らない文字だな
(小さな葉っぱの手紙をティアに翻訳してもらおうしたコスモスだったが、手紙の文字はティアでも読めなかった為、困った顔をすると[ビリリリ!!御主人様、それお姉ちゃんからの手紙だわ!!]とエトワールとボールで遊んでいたデイジーが急にティアの方へと飛んできたかと思えば手紙の差出人は妖精女王となった桜であり、これは桜からの手紙だとデイジーが言えば手紙の文字は妖精文字であると伝えデイジーはそのまま手紙を翻訳し始めて)
御主人様へ。
御主人様、デイジー、使い魔の皆さん、お元気でしょうか?
私は今、カザンバイ国付近のジャングルの奥地にある花畑で新しい妖精女王として妖精の国を建国をしています。ここら辺の地域は火山も近い為か年中温かい環境の為、寒さに弱い妖精族にとって大変住みやすい土地となっておりますが、危険な魔物も多く生息している為、カザンバイに住む屈強なオーガ族と互いの利益の為に交流し始めました。また獣神様と海神様が仲良くなった事からカイヨウ国からカザンバイへの定期的に貿易船が出るようになったそうでこうして手紙を運んで貰えるようになりました。この調子なら約束の期限までに戻って来れそうなのでその報告をさせていただきます。それとこの島の特産品であるカカオ豆とコーヒー豆も送ります。 桜より。
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