柏餅 2022-03-26 00:25:03 |
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お前の事が放っておけないだけだ。ま、俺がお人好しで世話焼きなだけだが。
安心しろ、俺が傍に居る限りお前の事は必ず守る。
あぁ。昼間見る海もいいが、この時間帯の海も綺麗だろう?一旦降りるぞ。
(いつも優しいと評されて、放っておけないだけと半分本音を己の人好きで世話焼きな性格もあると述べて竜人故ごく普通の人間より体つきは頑丈であり雷属性の技を扱えるため、余程の事がない限りどんな状況でも打開できるという自負から必ず相手の事を守ると凛とした表情と声色で伝え、目的地である海へと到着すれば予想通り目を輝かせている相手に連れてきて良かったと思いながら普段は何処までも広く続く青い水面が地平線の近くにある太陽を中心にオレンジ色に染まっており、羽を休めるため地面へと降りると告げつつゆっくりと下降してゆき)
ミラージュお兄さんの、世話焼きで
優しいところ、尊敬するし、かっこい
いなぁって思うんだ。…頼もしいな、
ありがとうミラージュお兄さん。
うん、すごく綺麗。海を見るのも、
太陽が沈むのを見るのも、初めて、だから。
(貴方の言葉には、柔らかい笑顔で
素直な胸の内で思ったことを
口に出す。貴方みたいに強くて、
かっこいい大人になれたら
いいなぁ、なんて内心で思う。
貴方をキラキラした目で見つめながら、
初めて見る景色を見て、
ワクワクとした声音で初めて
みる景色だと述べた。)
ふふ、ありがとう。俺もお前の素直で無垢な所は嫌いではないぞ。
森の中にばかりいれば海なんて書物でしか分からないからな。連れてきた甲斐があったよ。
…もうじき日も暮れる。寒くはないか?それと少し砂浜を歩いてみないか?
(かっこういいと褒められれば、嬉しそうに目を細め小さく笑い声を零しつつお礼を述べて、相手の事の素直で純粋無垢な点は良い所もあれば悪い所でもあるため嫌いではないと相手から見れば素直じゃないような言い方をし、海を初めて見るとワクワクした声色で述べる相手に連れてきて良かったと思いつつ昼間の海はそれなりに気温が高い場合が多いが、夜になるとめっきり冷え込むため寒さと地面というか砂浜へと着地すれば翼を出した状態のまま散歩へと誘って)
…ふふ、ありがとう、ミラージュお兄さん。
嫌いじゃないなら、よかった。安心した。
ミラージュお兄さんに嫌われたら、
ぼく、悲しいから。大丈夫、だよ。
…!うん、歩きたい…!
(自分の言葉に、笑みを浮かべてくれた
ことに嬉しさを感じる。貴方から、
嫌いではないと言ってもらえば、
ふわりと柔らかい笑顔をみせ、
安心したような声音でそんなつぶやきを
もらす。貴方に嫌いと言われたら、
立ち直れないかもしれないと
しゅんとしつつ、続ける。
貴方から、寒くないかと問われれば
大丈夫と答え、歩くかとの問いには
ぱぁぁと表情を輝かせ、嬉しそうに
返事をした。)
おいおい、そう簡単に俺がお前の事を嫌いになると思うか?お前を嫌いになることなんてないさ。
なら降ろすぞ。砂浜は歩きづらいから砂に足を取られないようにするんだぞ。あぁ、それと海に入るのなら波に足を取られないようにあまり進み過ぎないように気を付ける様に。
(己が相手の事を嫌いになるわけない、少なくても現段階では嫌いになる要素なんて微塵も見つけられないためきっぱりと断言し、己の問いかけに嬉しそうに返事を返した相手に海での注意点を事前に伝えながら砂浜へと相手の足を立った状態になるようにし)
…ふふ、ありがとう。そこまで
ハッキリ言ってもらったら、少し
照れくさいような気持ちに、
なるなぁ。…うん、わかった…!
わ…!ほんとだ、歩きにくい…。
(貴方の言葉を聞き、胸が温かく
なるのを感じつつ、少しだけ
照れくさい気持ちになり、
僅かに頬が赤くなる。
貴方から、海についての
注意点を聞き、しっかりとうなずき、
地面に降ろしてもらい、試しに
足を動かしてみるが、思うように
前に進めず、少しだけしゅんとし
歩きにくい、とポツリと呟いた。)
はは、何も照れることはないだろう。俺は本心で言っているだけだ。
な?だからこそゆっくりと歩くと良い。だがこの時間帯なら砂の温度も落ち着いているから安心して歩ける。転ばないように手を繋いでやろうか?
(照れくさいと言葉を述べた相手の頬は暗くなりつつある状況では分かりづらいが仄かに赤くなっており、初々しい反応に緩みそうになる頬を抑えつつ相手の髪を荒っぽく乱雑に撫でてやり、砂浜へと足をつけ歩き出そうとした相手が思うように進めないようなので相手と手を繋ぐため相手に見える様に手を差し出しながら問いかけて)
…ミラージュお兄さんに言われるから、
照れるのかも。…ミラージュお兄さんの
こと、ぼく、大好きだから。
うん、手を繋がないと、転びそう
だから。今度は、昼間の海を見てみたいな。
(貴方に言ってもらえたから、こんなに
恥ずかしくなる、特別だからと
内心で思い、柔らかな笑顔で特別と
告げる。頭を荒っぽく撫でる手に
ふにゃりと嬉しそうに笑い、貴方の
手に頭を擦り寄らせる。
砂浜を歩くのに苦戦していると、
貴方が手を差し伸べてくれたため、
言葉に甘えることにし、貴方の
手に自分の手を乗せた。)
そうか。俺の言葉で照れてくれるのなら嬉しいな。俺もお前の事が好きだ。
時間があるときにまた連れてこよう。その時は海に入れるのなら入ってみるか?まぁ、その日はちゃんと風呂に入らないとならないがな。
(自分だから、自分の言った言葉で照れてくれるのはとても嬉しく。例え恋愛感情抜きでも大好きという言葉に抑えていた頬の緩みはなくなりそのままの状態で自分も相手の事が好きだと述べて、荒っぽく撫でていた手にすり寄ってきたので手つきは荒っぽさから丁寧で相手の髪を梳かすようなものへと変化して、差し伸べた手へと相手の手が載れば緩く優しく握るとそのままゆっくり相手の歩調へと合わせる様に歩き出して)
ふふ、嬉しい。…ミラージュお兄さんと
同じ気持ちなんだね。ありがとう、海、
入ってみたい、な。海の水は、しょっぱい
って、本で読んだことあるけど、ほんと
なの?お風呂…、…あんまり好きじゃない、
けど、わかった。
(貴方の言葉を聞き、キラキラした目で
みつめ、笑顔で嬉しいと述べる。
貴方から、好きと言ってもらい、ドキドキ
と嬉しさと両方の気持ちを深く
感じる。そして、ぱぁぁと表情を
明るくさせ、こくこくとうなずいたあと、
不意に疑問が浮かび、首をかしげ
貴方に問いかけをぶつける。
しっかりと手を握り返し、お風呂は
あまり好きじゃないと、しゅんとし
話し、ゆっくりと砂浜を歩く。)
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