星の数ほど 〆

( 新年度の独特の空気感に包まれる講義室。隣に座る友人も専らゼミの話や、講義のコマ数の話で盛り上がっている。自分も相槌を打ちながらも、学年が上がったような実感が湧かないなと頬杖をつきながら講義室前方を眺める。
暫くすると、オリエンテーションが始まり、今年度担当になるゼミの担当教員の紹介が始まり、全体の視線がそちらヘ向くにつられて自分も顔を上げた途端見知った人物が1人。)

あ、れ…？
あの人…。

( その人物の佇まいに、魅入っている間に彼の紹介になる。最後の方に一度自分と目が合ったような感じがした。これだけ大勢の学生がいるのだからそんなことはないと言い聞かせるも、そうであったらと思わずには居られない。未だにドキドキする鼓動の音を抑え込んでいるうちに、いつの間にかオリエンテーションは終わっており、すぐさま立ち上がると先程の彼の後ろ姿を追いかけ。 )



…あのっ！！




(/ ありがとうございます！素敵です、ロル回しが！
どうぞ宜しくお願いします！)