東京ミュウミュウ

>キッシュ

全く、白金のやつ！
か弱い女の子に一人で重労働させるなんて！！
文句言ってやるんだから！！

ひゃあっ！キッシュ！？

(ヤバっ、今の独り言聞かれてた！？)

(誰も居ないと思い大声で文句言いながら掃除をしていたので、自分の名前を呼んだ後瞬間移動で隣に現れた彼に驚き、ビクッと体が跳ねてモップを手放す。慌てて口の前で両腕でバッテンマーク作ってキスをされないようガードしつつ目を瞑っていたが、文句混じりの独り言を聞かれていたのでは…と、顔青ざめて汗ダラダラ。)

え……？

あ、ありがとう……。
あたしの誕生日、知ってたんだ…。

(彼の普段が普段なのでギュッと目を瞑りガード体制のままで警戒していたら、聞こえてきたのは祝福の言葉。かつて敵だった彼に誕生日を祝われたので、ビックリして目をパチパチ瞬かせてポカーン…と、拍子抜け。予想外だったのもあり自分の勘違いで恥ずかしくなって赤面してしまっては、誕生日を祝われた、という状況が敵だった頃ならあり得ないような今の状況なので、ドキドキ‥‥と、胸が早鐘を打つ。両腕を下げてガード体制を解いた後、彼から差し出された誕生日プレゼントを恐る恐る受け取って)


(/参加して下さって、ありがとうございます！似非ですが、宜しくお願い致します！)