ユウジ 2022-03-14 02:52:51 |
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はは、おねーさん相当疲れてんの?……邪魔してどうぞ、誰ってんなら君をナンパした男だぞ。
(フラフラと夜道を歩く最中、目を留めたのは目の下に覗く黒子が印象的な大人の女性。今日のターゲットは彼女と定め、きゅっと細めた目と同時に口元を緩める。この口から放たれる誘いの言葉に靡いたか、はたまた気ままに乗せた口車のお陰かどうか、己に大人しく従った彼女の目隠しを取った先は一夜の戯れに使う部屋。どうやら相当な疲労を溜めていたらしい彼女が今更ながらの疑問に目を白黒させる様子に小さく笑みを浮かべ、バタンと後ろ手で扉を閉じて。そのまま前方の彼女の掌を握ることが叶えば、その手の指を彼女の指の股へと軽く擦り合わせるようにして繋ぎ、掌の熱を分け合ったまま二人掛けの柔らかなソファへと導こうか。もう片方の腕の内側には道中に買ったのであろうビニール袋がぶらさがっていて、ガサガサと音をたてるそこからは各種の菓子類と酒の缶が僅かに透けて見えるだろう)
よ、小暮さん。来てくれて嬉しい。これから一週間よろしくな。んじゃあここで俺は引っ込むから、なんかあればまた呼んでくれ。
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