零)難しい事云うなって (直さなければいけないものが芋蔓式のように出てきて、何度目かわからない溜息を零す。ご飯なら今持ってきますよ、と拗ねたように返しては台所に足を運びかけ 「…そういうとこに惚れたの」 自分で口にして少し照れて仕舞ったが、それを隠す様に目を逸して。「なんてな」こっ恥ずかしくなり、はにかんでそう付け足すと)