晴)…まあ,そうですけど……… (返す言葉もなく,少し何か言いたげなまま口を噤むと,暫く黙った後に其方に向き直り,〝1回でいいから,子供じゃなくて,恋人として扱ってみて欲しいな……みたいな…。〟と口許を隠して目を逸らし乍。 赤面こそしていないものの,慣れない事をした自覚はある様で,直ぐに〝…忘れてください。〟と付け足しては貴方の元を離れるようにソファへと向かって。)