無ければネロにねだればいい。部屋に押しかければなにか作ってくれる筈だ。( 菓子に思い馳せながらすっかり元通りの談話室を一瞥し、共にキッチンへ。雨音の響く道中、ふと思い出して相手を振り返れば、 ) そういえば、随分と慣れているようだったが、タップダンスはよくやっているのか?