もんすたー 2022-02-20 12:34:01 |
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( 音もなく現れた袈裟姿の青年に、木々が擦れる音に似た耳に溶ける穏やかな声。気品ただよう丁寧な言葉遣いにも此方はあくまで鷹揚に『 やあ、良い夜だね。 』などと微笑み。月の光を怪しく映している鴉面が外されると、人間離れした美しいかんばせが宵闇に晒される。続けられた言葉の意味を理解すれば記憶を辿るように自らの指先を顎に添え、ううん、と考え込む素振りを。思い出されるのは何百年も前の幼い頃、鴉天狗の跡継ぎに妹が生まれたという噂を聞き、仲間に内緒でこっそり見に行った時。あの時、自分と同じ歳頃だろうにとても利発そうで、目の前の彼によく似た少年と遊んだ記憶があったことを思い出すと驚いた様に大きく瞬きを。再会を懐かしむように表情を綻ばせては右手を差し出して )もしかして、君はあの時のちいさな鴉天狗くん?随分と逞しくなったねえ。ふふ、まさかこうしてまた会うことが出来るなんて。
( / 名前について了解です! 出会いの時か、はたまた暫く生活をしてからお互い種族名呼びに違和感を感じて来た所でつけ合うのか … どちらも美味しく大変悩んでおります 。
また、紡ぎ初めということで説明多めの描写となっていますが、場面転換などのタイミングで豆ロルに … など、雛鳥くん背後様が負担のない描写量でお付き合い頂けましたら幸いです 。 )
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