名無しさん 2022-02-01 12:27:49 |
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(.....ふと目が覚めて、まず視界に入ったのは眠っている相棒の顔で、眠気が綺麗に覚めてしまう。驚いて大声を出しそうになるけど、ぐっと堪えた。一体この状況は...なんて昨日のことを思い出すと、ソファで目を閉じた以降の記憶が無い。
隣で眠っている相棒を起こさないように、ゆっくりと体を起こした。多分、彼が気を使って私をここまで運んでくれたのだろう。それで、彼も私と同様に力尽きて眠ってしまった...、とか。
いくら相棒でもこの状況は若干恥ずかしいし、どうしたものか困ってしまう。珍しく慌てた様子で、きょときょとと目線を忙しなく動かしている。起こそうかと思ったけれど、眠っている私を起こさないでくれた相手をここで起こして、出てけ、なんて言う事はできない。とりあえず相棒に自分の布団を半分掛けて、どうしようか考えた。
私が寝ている間に、相棒の目が覚めて出ていってくれれば、この状況をなかったことにできるだろうか?そう思った彼女はもう一度眠ろうとする。...結局変に意識してしまい、目を閉じているだなのだが。)
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