名無しさん 2022-02-01 12:27:49 |
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「……リン?
…おいおい、ここで寝てんのかよ。」
( 事務所に入ってきて、携帯を弄りながらも一言二言声を掛けたが、一向に返事が無く眉をしかめる。
ソファーの正面に回ってみれば、どうやら寝息を立てて既に夢の中らしい。呆れたように上記を呟くが、その声も心做しか静かだ。
名を呼び掛けながら優しく揺すってはみるものの、起きる気配は全くなく、どうしたものかと頭をかいた。相当疲れてる様だったし、寝てしまったものは仕方ないのだが、このままでは体を休めようにも休めないだろう。)
「 しょうがねぇなぁ…、…よっと 」
( 暫く考えてはみたが、やはりそのままソファーに寝かせるのは良くないと至り、相手の体へゆっくりと手を伸ばす。起こさないように静かに抱き上げれば、相手の自室へと向かいベッドへ寝かせるのだった。
布団をしっかりとかけてやれば、なんとなくベッド傍の床に腰を下ろしてその寝顔を眺めていた。「 お疲れさん。おやすみ 」と小さく呟いたところまではよかったが…
いつの間にか、自分もそこで眠りに落ちてしまった_ )
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