黒猫 2022-01-30 04:51:44 |
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天月 礼音
『!!凛音…!』
不味い、ここには調査隊の隊士もいる…さっきまで無かった耳と尻尾、恐らく隠していたのだろう。
見られれば一貫の終わりのはずだ…!
しかも、怪我、が…!
くっ、こうなったら…
『隊員の皆さん、この生徒は僕が保健室まで運びます。申し訳ありませんが、残りの見回りは僕以外でよろしくお願いします。』
頼む、間に合ってくれ…!
(その生徒の大声で自分の弟と確信しては弟から生えてくる先ほどまで無かった猫の耳と尻尾を見、咄嗟に弟を姫抱きし耳を隠すためフードを被せ自分のマントで尻尾を隠しつつ調査隊に報告し、馬に移動しながら今も小刻みに震え目を固く瞑っている弟を安心させるように少し頭を撫でながら馬に乗り学園に急ぎ)
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