運に囚われた命は / 3L / 戦闘 / 制限

─主pf─



「人間同士の小競り合いに興味は無い」

「護ると契を交わしたんだ、厭でも我慢しろ」



名前 / 神薙 仁 ( かみなぎ じん )

年齢 / 外見20後半 ( 実年齢不明 )

性別 / 男

身長 / 180cm

種族 / 吸血鬼

契約者 / 鬼なる一族【神薙家】

階級 / 第一幹部

容姿 / 濡れ羽色の烏を思わす髪は襟足が肩より少し下辺りで、横毛は顎のライン程。前髪は目元に掛かり一見すれば邪魔そうだが適当に流している。時折その少し長い髪を結っている時もあるとかないとか。切れ長で冷たさと何処か優しさの含んだ目元、鈍い黄金色を抱く睫毛は短めで細身の眉と間は近め。通った鼻筋と薄い唇、覗く鋭い犬歯は太めで大きく怪しく光る。細マッチョで引き締まった身体に似合わない肌の白さを隠すように、黒いタートルネックのタンクトップと同色の踝まであろうかエナメル質のロングコート。細身のカーゴパンツに、足元は動きやすい短めのブーツを黒で整えた全身黒ずくめ。コートにはフードも着いており雨の日などはそれを目深く被っている。

性格 / 他人との関わりを苦手とする寡黙ぶりで、口数は多くなく常にどこか仏頂面のような顔と表情筋が乏しい所為もあり色々と勘違いされやすい。決して全くの無口という訳でもなく、会話は成立するし話すこと自体を嫌っている訳ではないが、ストレートな物言いが目立ってしまいそこも誤解を生んでいる原因である。良く言えば素直だが悪く言えば無神経、毒舌とも言えるその物言いだが本人は至って冗談が通じない程の真面目さ。突っ慳貪に捉えられてしまう言動が多々見られるも優しさを表現するのが苦手なだけで、時折面倒見の良さや仲間想いな所を言動で示す時もある。

武器 / なし

他 / 一人称「俺」二人称「呼び捨て、あんた」
鬼なる一族の初代『神薙家』と契を交わしてその苗字を名乗り現在に至る。実年齢を覚えていない程の長生きで時折爺くさい言動が見受けられる時も。
何代も当主が代わるのを目の当たりにしてきて、人間の命の脆さを知っている所為か人間に触れる時は何処か壊れ物を扱うような形になってしまう。
優れた五感と強さを誇るが、その中でも速さがずば抜けていて力の方は何方かというと劣っているが本気で殴ればクレーターを残せるほど。長い生活の中で人間の血を欲する事は無くなったがその代償として空腹に永遠と耐えている。人間の食事も普通に摂れるしタブレット錠剤も使うが空腹は紛れず定期的な動物血液の配給で多少の満足を得ている。
神薙家現当主と共に第一幹部を務めているが、未だに一族同士での小競り合いには理解し難いと苦言を呈している。
任務や戦闘訓練の講師など何も無い日は、鍛錬に励むか用意されている広い自室で本を読んでいる事が多い。部屋は広いながらも与えられている物以外は殺風景で、唯一の私物は服と初代神薙家当主に貰った折り鶴だけで、白の折り紙で折られたそれをベッドサイドのテーブルに飾っている。



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