信仰布教人 2022-01-20 11:29:51 |
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名前/サルヴァドール卿
性別/男性
年齢/30
性格/慈愛に満ちている、嘘では無い。強いて言うならば子供が好き。信者は皆我が子であり家族。穏やかな雰囲気に物腰柔らかく父性とも母性とも捉えられる抱擁感がある。歪な側面を除けば誠実であり、どんな局面においても真摯に向き合う。皆等しく平等に幸福が与えられるべきだとの思考。故に差し出された腕は何人たりとも厭わず必ず受け取るが、万人に受ける救いとは異なる。洗礼と言う名の洗脳と呪縛、来る者拒まず、去る者は許さない。半端な信仰は罪、神に逆らう者は罪、より罪深い者には正義の鉄槌を下す。どんなに残酷であろうとそれが正義であり、善行であり絶対。清らかな聖人とは明らかに異なった正に独裁者の思想、独善的。また皆の安寧を望みながら、取り残されるのを酷く恐れる。固執した思念があるため、一度気に触ると癇癪を起こし物やごく稀に人に当たる事がある。歪んだ一面の代償は重く、人が思う程強くは無い。皮肉にもあまりにも純粋な信仰心による非道な思想。
容姿/ホワイトブロンドの柔らかな毛質、緩く空気の含んだ癖のある髪は整えられており、前髪はセンターにて分けている。背後は襟足に付かない程度。何処までも清らかで透き通った神秘的なアイスブルーの瞳は人間味を感じさせず、機械的で異様な雰囲気を醸し出す。睫毛の良く伸びたアーモンド型の瞳、微笑めば三日月型となる。瞳と近い眉毛と弧を描いた唇は落ち着いた印象を生む。白人系統の肌質、体格は程良く引き締まり180cm以上の身長。絹糸で作られた白銀のキャソックを着用し、その上から同様の白銀であるフードつきのローブを纏う。薄らと金色にてダマスク柄が描かれている。胸には十字架に磔にされたキリストをモチーフとして作られた純正の首飾りをぶら下げ、腕には無数の数珠や腕輪が嵌められており、キリストのみならず異宗教の存在をちらつかせる。
備考/教団自体は数十年、もしくは百年程前に設立。当時は真っ当なキリスト教として数多の信仰者と共にリヒテンシュタインの首都の一角に存在した。その後異教徒による改宗にて各地を転々としてゆく内に信仰者は減少、衰退して行った。然し十五年程前にサルヴァドール卿率いる数名の信者達により現在の古城へ教会を設け、新たに開宗された。当日十代であったが出身や育ちなどは全く不明、名も恐らく偽名、教団を”全愛神平和教団”またの名をエデンと名乗り、閉鎖的な宗教団体として確立する。山奥に存在し、かなりの閉鎖的且つ熱心な信仰者を生むとして怪しまれてはいたが現在に至るまでに誘拐や殺人などといった報道がされた事は無く、一番近い街からの通報や調査などはほぼ無し。街の権力者と友好関係であるとの噂もあるが真相は定かではない。どんな差別も受けず皆平等に平和に暮らす事、穏やかに衣食住の苦しみも味わう事なく、洗礼されたこの場所で皆が家族として祝福し、幸福を与える事を目的とする。
とは表ばかりで信仰に使用されるのはコカインやヘロインと言った依存性のある薬剤、より強力な幻覚や幻聴にて神と交信が出来ると謳っている。密輸や食糧の運搬などは外にも協力者が存在する。
また彼が本当に信仰するものは他にあり、それは他の信仰者達も知らない。
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