28063募集主 2022-01-12 17:11:13 ID:ec3fcc4f4 |
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(食べている最中は喋る事もなかったが、然して大きなものではないが小魚とも言い難い大きさのを一口で骨を残さずに自分が食べきれないといった分を食べる様とそこから覗く人非ざる部分に、じぃ、と見据えるのは揺らぎもしない輝きを落とした濁り灰に近い色合いの眼差しで。それも頭に柔らかく掌が触れた頃には瞬きひとつで元の僅かに金を残した和らいだ双眸に戻り、少し遅めの朝餉をややゆっくりと食べ終えてから少し首を傾げて袖元を持ち上げてみたり身を捻ってみたりして今着ている物を眺めてみるものの確かに元々別段上等でもない布地は更に随分と摩耗してきているとはいえ、大きく破れて損なわれている部分がある訳でもなし、着衣に関して質の頓着も持ち合わせてないのでまだまだ着る分には全く問題無さそうにしか思えずにきっぱりと首を横に振って不必要を示し。ほぼ骨のみになった魚の残骸の廃棄と串の片付けに一旦囲炉裏の側を離れながら、ついでに瓶の中を覗いて溜めてある物の残り具合を確かめていき)
いただき、ました。……べつに要らん。けんど、塩、少のうなってよった。醤は……まだある、思う。
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