黄昏時 2022-01-07 18:07:37 |
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(並ぶ電灯の橙の明かりは優しく夜道を照らし、人々は石畳を軽快に鳴らしながら行き交う。広場から聴こえてくるアコーディオンの愉快な音色は人々の足を止め、いつしか宴のように歌い踊り、笑い声が響き渡る。そんな賑やかな表通りとは対照的に、路地裏はひっそりと静まり返っていた。明かりは殆ど無く、煌々と月が輝くのみである。その中でぽつんと、吊るしランタンが看板を照らし出す。ステンドグラス風の窓から光が漏れ出すドアの向こう、とあるバーの店内で、店主とおぼしき人物がカウンターの向かい側でグラスを拭いている。最近東街の珍しい酒が手に入ったことで機嫌がいいのか、鼻歌交じりで )
(/西街での絡み文を出させていただきました。初心者ゆえ拙い文章ではありますが、皆様の表現や技法を参考にしつつ精進していけたらなと思います。宜しくお願いします!)
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