曖昧な境界線　( 〆 ) 　

　藤 祐介 (　ふじ ゆうすけ　)


容姿:　一度も染めたことのないまっさらな黒髪。男子にしてはやや長めで、もう数センチ伸ばせばヘアゴムで結べるか、という程度。瞳も同様に澄んだ黒で、はっきりとした二重に長い睫毛、通った鼻筋、形の良い薄めの唇と、美形と言って差し支えない顔立ちをしている。身長は180に満たない程度。正確に言うと179.5cm。細身ながらもしなやかな筋肉が適所についていて、痩せ細っているような印象は持たれない。服装についてはシンプルなものを好み、派手な色や柄は好まない。しかし、さりげなく流行のものを取り入れてみたり、小物にこだわってみたり、髪のセットを変えてみたりと年頃の男の子らしくお洒落にはそれなりに関心がある様子。生まれ持った容姿のおかげかどんな服装でも似合うため、気分によってコロコロとテイストを変えている。

性格:　誰にでも優しく、穏和な人物。どんな相手とも衝突することなく、それなりに上手く付き合っていけるだけの柔軟性と心の余裕がある。その反面、他人に対する執着心が薄く、基本は来るもの拒まず去るもの追わずのスタンス。背伸びすることも萎縮することもなく、常に自然体で伸び伸びとしている。固定観念に囚われず、自分の心に従うストレスフリーな生き方。そのせいか、動作や喋り口調が緩慢なわけでもないのに何処となくゆったりとした雰囲気を持つ。自分にも他人にも期待し過ぎないために無欲であり、唯一願うことといえば〝日々心穏やかに生きたい〟。現状に満足しているとも言えるし、裏を返せばハングリー精神に欠けるとも言える。どちらかといえば保守的な考え方の持ち主であり、現実主義故に意外と冷めた見方をすることも。幼馴染みへの恋心は自覚しているものの、特段どうこうなりたいという欲も現時点ではなく、今の関係性をもどかしく感じるどころかむしろ楽しんでいる。他人の良いところを見つけるのが上手く、良いと思ったことは男女問わず素直に良いと言ってしまう人誑しのきらいがあるが、恋愛対象としての好意にはやんわりと線を引き、のめり込ませ過ぎない距離の取り方を弁えている。じき、目に見えて明らかな幼馴染みとの対応の差に戦線離脱する女子がほとんど。多くは望まず、時には何かを捨てることも厭わず、選び抜いた自分にとって本当に大切な必要最低限を両手にしっかりと抱えているような人。

備考:　一人称は俺。部活動には無所属。保健委員。週三、四日程度、猫カフェでバイトしている。



( / お待たせいたしました。お言葉に甘えて自由に書き連ねていたらなかなかの文量になってしまいましたが、無理に合わせる必要はありませんので書きたいことを書きたいだけ綴っていただければと。気になるところ等あれば修正いたしますのでご遠慮なく。また、そういえば学年を決めていなかったので、学年・年齢の欄は割愛しています。ご希望の学年はありますか？ )