曖昧な境界線　( 〆 ) 　

( / クラスについては本当に悩ましいところですね。やはり別クラスの方が話に広がりが出る気はします。背後様の仰る通り、同クラスであまりにも2人だけの世界を作ってしまうのも周りに人が集まりそうな2人に反していて気が引けますし。同クラスならではの文化祭や修学旅行等の共同作業を諦めるのは心底惜しいですが、其方は共同でなくとも楽しめるイベントになりそうですし。初回文ですが仕事の日の放課後ということで、祐介くんが紗香の教室まで迎えに来るところから始めるのは如何でしょう。その後雑誌の撮影はいつものスタジオで慣れてる場だけれど、折角なので是非付き添いで帰りもご一緒しましょう。スタッフさんにも、祐介くんが撮影の場にいると紗香の雰囲気がほんの少し無邪気で年相応の子供らしい柔らかさが出るとの評判で、そういった趣旨の撮影の際には同行を勧められる、といった設定があると祐介くんも立ち入りやすいのではないかと。)