名無しさん 2022-01-04 17:44:35 |
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.. なに 、 俺今忙しいんだけど. ( どうしようもない焦りと不安にそろそろ頭に血が上り始めたころ 、 正体不明のローブ姿に囲まれる . .. 今朝の怪我は彼らが原因だった. どうやら俺は王族や貴族に嫌われているらしく 、 急に攻撃されることが時々あったが .. 今朝は不意を突かれかなりの痛手を負ってしまったのだ .
「 我々はお前の従者を人質に取っている . ご同行願おう . 拒否権はない . 」
ガチャリと手元に手錠がかけられる . 幸いにも脚には掛けられなかった . .. ふと隣の従者の腰に一つの鍵を付けていることに気付く . 此処の手錠は全て同じ形で作られていたはず 、 変な作りだと一度思ったことがあるから間違いないだろう . 彼等は俺を捕まえたと思って油断しており 、 かなり簡単に鍵を手に入れられた . 鍵を口に含んでは彼等に告げる . " 行ってあげる 、 連れて行ってよ. "
来たよ . .. あの子を早く出せよ 、 じゃないと嘘と見なすよ . ( 手錠を乱暴に引く従者の所為ですっかり手首が赤くなった頃 、 大きな広間に通される . 従者と思われるローブ姿がかなりの人数を占めており 、 事の発端であるだろう一番の権力者らしき人が反吐がでるほどの大きく豪華な椅子に座ってにやにやと此方を見ていた .
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