夢の住人 2022-01-04 14:02:59 |
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>未玖
うん、似合うよ。だって私が未玖に合うと思ったんだもん。
(控えめな彼女とは対照的に、ふわふわとしていながらもはっきりと頷いて、肯定の意を伝える。似合わないものなんて贈らない、それに何だって似合う。だってこの夢の中では、彼女はお姫様のような存在なのだから。いつだって素敵で衰えることも傷付くこともない。ゆったりと大きなマンタの上に乗って彼女の傍へと寄れば、あっという間に鰭は足へと元通り。人魚のように泳ぐことに飽きただけの、小さな変化。足には鱗が浮かんで、剥がれそうに波に揺れる。次の瞬間にはまた別のものへと変わるかもしれないような、そんな曖昧さを内包しており。エンゼルフィッシュが運んでくれたのは、美しい宝石で彩られたブレスレット。魚に負けないくらいの鮮やかなそれは、手首につけるととても華やかで、心をときめかせてくれるものだった。これからこの夢のときはこれをつけていこう、だなんて密かに決めつつ、笑顔でお礼を)
有り難う、大事にするね!
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