とある版権 2021-12-29 20:19:26 |
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(何気なく思ったままを呟きで溢せば此方を向く硝子玉のような丸目が弧を描き、鈍感な己にもその嬉しげな表情は分かりやすく目に映り。当然の如く紡がれた ” 次 “ を示す台詞が思考の端に引っ掛かるも、それを鬱陶しいと感じる以前にあまりにも一直線な健気さには感情を波立たせる気も起きず、いっそ面白がるように揶揄い混じりの声音で本心とは違う、少しばかりの意地悪と伝わるようにわざとらしく鋭く目を細め)
別に、どっちも嫌いじゃないから。気にしなくて良い。__それよりさ、何……次があるつもり?いったい何度、僕の前をうろつく気なのかな
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